昨日は黒石を旅していたのですが、その途中、ふと電話が鳴りました。
番号を見ると、「『道の駅』浅虫温泉ゆ〜さ浅虫」からの電話でした。
実は「ゆ〜さ浅虫」には、私の雑誌「気刊アンダーライン」を、書籍商品として、販売をしてもらっています。
その「ゆ〜さ浅虫」からの電話、何の電話だろうと思い、私は恐る恐る電話に出ました。
すると、受付の方がつないでくれた、物販担当の方が電話先で一言。
「見本で置いていた分の「気刊アンダーライン」の雑誌が、盗難にあいました!」
なんですと!私の雑誌の見本が、盗まれちゃったというではありませんか。
電話先の担当の方は、申し訳なさそうに、盗まれてしまったことを私に謝り、そして前に私が渡していた、名刺代わりの雑誌が一冊残っていたので、それになんとわざわざ紐を付けて、盗まれないように、見本として置いてくれるというのです。
いやはや、そこまでご丁寧にしていただいて、何だかこちらが恐縮してしまうぐらいだったのですが、その担当の方は、本当に誠意を尽くして、私の雑誌を取り扱ってくれているようでした。
そしてその後、私はやはり恐る恐る、一番気にしていたことを聞きました。
「で、私の雑誌、売れました?」
「はい、ちゃんと透明な袋に入れた商品が、1冊売れましたよ」
おお、売れた売れたと、私は心の中でその瞬間、小躍りしてしまいました。
それにしても、最初の電話で、1冊私の雑誌が盗難されたと聞かされ、その後、一応1冊は普通に売れたと聞き、その電話は、なんとも私をドギマギさせてくれたものになりました。
まずは、私の雑誌が1冊、「店で」売れたことは、非常に感慨深いです。
私が作った商品でも、世の中の人は買ってくれたんです。この感動と言ったらない。
もしかしたら、売れるのは、この1冊が最後になるかもしれない。
後もう私の雑誌は売れないかもしれない。
買ってくれた方は、もしかしたら知り合いかも。
そんな思いが消えることはありませんが、それならば、今度はもっと良い雑誌を作れば良い。
そうとも考え直すこともできます。
一応1冊は売れたのだから、ここはポジティブシンキング。
そしてもうひとつ、私の雑誌が盗難されたとは、驚きました。
確かに、盗難は良くないことです。
でも、取って行った人は、私の雑誌が売り物だと思ったのか、フリーペーパーだと思ったかはわかりませんが、多分、確かに、私の雑誌の中身を見たら、少し興味深かったから、持って行っちゃうかと、盗難していったのでしょう。
まあ、売れても取られても、私の雑誌に興味を持ってくれたことは、嬉しいです。喜んでおきます。
そして何より、その盗難の電話がなかったら、普通に1冊売れていたことも、私はわからなかったのです。
その電話がなかったら、もしかしたら私は商品が売れたかどうか気にしながら、それでもそれを確かめるための電話をすることが怖くてできず、悶々とした日々を送っていたでしょう。
もしかしたら、盗難の電話は、私への天の声だったかもしれないですね。やっぱりポジティブシンキング。
ということで、雑誌「気刊アンダーライン」は、青森市浅虫温泉の「『道の駅』浅虫温泉ゆ〜さ浅虫」と、同じく浅虫の町中にある「木村書店」で販売をしておりますので、浅虫にお立ち寄りの際は、ぜひぜひ買ってやってくださいませ。
両店舗で買っていただければ、お店に手数料も入りますので、私が目指している地域貢献に、微力ながら協力することができます。
両店舗がどこあるかやお問い合わせは、詳しくはこの文章の一番下にリンクを貼っている、「気刊アンダーライン」のウェブサイトをご覧ください。
あとは、両店舗の雑誌が売っている書籍販売コーナーの画像ものっけておきます。
皆さま、「気刊アンダーライン」を、どうぞよろしくお願い致します。