「気刊アンダーライン」のコンセプト「市井」の別な一面

  • URLをコピーしました!

 雑誌「気刊アンダーライン」のコンセプト2つのうちのひとつを、「市井(しせい)の人々の価値」にしたのは、自分なりに理由があります。

確かに 「声なき声に耳を傾け、記事にして世の中に発信したい」という、格差貧困問題を考えたテーマもあります。

 しかし、私がつくづく思う、また別の想いとして、「目立つ存在のありきたりなアピールより、一般大衆、庶民の、ひとりひとり違う、ユニークな生き様や想いの方が、それぞれみんな違っていて、面白みがあると思うのです。

 なぜそのように感じるかというと、とてもベタな例で大変申し訳ないのですが、

「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」

「孤独のグルメ」

「出川哲郎の充電させてもらえませんか」

など、だいたいみんな同じコンセプトなのですが、一般庶民や大衆、食堂に入って行って、人、場所それぞれまったく違う、ある意味ユニークな面を取り上げる、それらが本当に見ていて飽きないし、何か、隣の家の居間や食堂、隣人を覗き見るような、ドキドキな感覚になるのです。

 だから、私は取り立てて目立つ存在の、毎回だいたい同じで、代わり映えのない表現よりも、ある意味同じものはまったくないであろう、一般大衆、庶民、いわゆる市井の人々の生き様、想いに、非常に惹かれるのです。

 だからこそ、私は市井の人々、ひとりひとりが持っている、唯一無二の生き様を取り上げたい。

 普通なら大手メディアなどで取り上げられるはずもない、そんな市井の人々に、スポットを当てたいのです。

 みんな、一生懸命生きています。

 その生き様こそが、私には輝いて見えます。

 前にも書きましたが、一度自己表現をして、記事で取り上げた人たちは、みんな照れ臭そうにはしながら、清々しい表情をしています。

 現代は、IT化によって、みんなが自己表現できる時代になりました。

 だけど、多くの人がまだまだ、自分から進んで自己表現する世の中にはなっていない。

 だからこそ、そんな人たちの自己表現を手助けする、「気刊アンダーライン」を、これからも頑張って作り続けていこうと思います。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

代表プロフィール

青森市でパソコン関係全般の自営業をしております。
多くの人々の数多くのパソコンのお悩みを聞き続け、ほぼすべて解決に導きました。
これからの時代、ITの表現が重要になると確信し、その一歩として雑誌「気刊アンダーライン」を刊行致しました。
快活一番。誰にでも同じ目線で誠実に向かうことをモットーにしています。

目次
閉じる